死海文書の謎! 

死海文書の謎! 

 

(いろいろな文献を読んでいます。左は以前に出た「学研」からのムック本。)

 

1947年に死海文書が発見されてから70年が経ちました。

今回の月刊ムー4月号に真の「死海文書」発見という総力特集が載りました。

数々の謎がある死海文書ですが12番目に見つかった洞窟に「天使の巻き物」(エンジェル・スクロール)という失なわれた一巻があったのです。

最初の発見は、1947年中東・死海の北西岸「キルベルト・クムラン」と呼ばれる遺跡近くの洞窟でベドウィンの羊飼いの少年が群れからはぐれた一匹の羊を探して偶然見つけたものです。これは諸説あり「こんなおとぎ話のようなことがあるものか」と仕組まれたものとみる方もいるようです。この「天使の巻き物」もベドウィンが発見しアンマンの闇市場に流れたようです。

私はこの発見も然り、闇市場へ流れるという事は何か「裏」を感じさせます。最初から分かっていたのに世間へ流すタイミングを計っていたように感じます。

文書を制作した人々は「クムラン宗団」と呼ばれ、ユダヤ教の集団です。「エッセネ派」という「派」にあの「イエス」も在籍していたという事です。「エッセネ」とは聖潔を表すギリシア語に由来し動物犠牲をささげることはせず律法「トーラー」の研究をしていたとあります。また「エッセネ」とは「医師」を意味する古代シリア語に由来し、宗派が創設された時以来維持されてきた霊的な秘密の鍵による「モーゼの律法」の再解釈であったようです。エッセネ派の象徴は大工の道具が含まれ、フリーメイソンの祖先ではないか?と考える方もいらっしゃいます。

 

「死海文書」はネットでも読め、博物館に飾られ、古代の人々が考えられなかった方法で見ることができます。

だからこそ、公開されていない巻き物が出てくると一端引っ込めて様子をうかがい、一般の考えを踏襲して出しても大丈夫とうタイミングで公表されるのでは?と思ってなりません。(・参考文献/月刊ムー2017.四月号/錬金術 マンリー・P・ホールより)

 

 

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